空想競艇小説物語第5話「同期頂上決戦!!勝負だ!新栄光!!!」

   

こんにちは白徹です。

今回知人から過去にアップしたマクル6の動画を

元にした話を書きたいという話があり、序盤の書いた話を

読まさせてもらいました。

荒い表現がありますが私個人的には面白かったので

折角ですので記事にして掲載しようと思い投稿させて

いただきました。

知人は序盤の話でのアンケートで少しでも評価してもらったら

続きを書くそうなので、私は是非続きを見たいので私同様見たい方は

文章末のアンケート

に評価5をお願いします。

この物語は完全フィクションです。

素人ですので誤字脱字表現の粗さ等あると

思いますがご了承ください。

 

下り坂

前節の完全優勝を逃した

俺様は少し精彩を欠いていた。

次節四国競艇場一般戦に斡旋され

超抜機を引き俺様的評価

でも100点のモーター仕上がり

を成した。

しかし練習中俺様が使っていたエースペラ

が壊れてしまった。

調整に励むが100%モーターの力を

生かせず4着。

 

ペラ調整に時間をかけ多少は

ましになるがまだ完調とはいかず

2着

モーターのおかげでなんとか

優勝戦までこれて超抜機の役目は果たす

ことができたがペラの調整が上手くいかず

俺様の練習の成果を生かす旋回ができず

無理をしてしまい転覆。

 

B1昇格

俺様は無事B1に昇格できた。

このままノンストップでA1に行く予定だ

今節はついにG3中国ボートに斡旋されそして新栄光も呼ばれて

いるので久しぶりに再会できる。

同期ライバル対決と持て囃されるだろう

新栄光には学校で俺様に勝てたのは実力で

なかったということをわからせてやろう

なんとかペラ作りも納得できるものが

でき準備は整った。

前入り日今節は現三重支部最強「湧成譲」も

斡旋されており俺様と一緒に前入りした。

湧成譲は本来A2級の力がありこのG3は

優勝回数12回と強さを魅せる。

正直現段階では俺様よりも旋回、スタート

整備力全て俺様よりも上だろうここは

素直に認めてこの男の技能を盗み数ヶ月で

追い抜いてみせる。

前検日新人の雑用をこなそうと移動しようと

すると声をかけられた。

振り向くと新栄光だった。

「よう審久しぶりだなお互いB1になれて

このG3で出会えてうれしいよ互いにG3初勝利初優勝できる

ように俺らの期の強さを示せるように頑張ろうぜ」

新栄光が明るくそう言ってきた。

「ああ俺達が活躍して競艇界を盛り上げよう」

と俺様も頑張ろうぜという互いに激励しあう言葉を

選び話した。

表面上俺様は新栄光とは仲が良く見せている

わざわざ選手に悪い印象を与えても得はないから

俺様は外面には気をつけている。

 

モータ抽選会俺様はレバーを回した。

「低調機」を引きあてた

いいモーターの方が少ないのだ

これは仕方ないが新栄光が超抜機を

引き当て場内を沸かせていた。

 

流石第2の地元中国ボートだ

一番格下の俺様を2Rの4号艇に

してくれた新栄光は1Rの6号艇と

格下の象徴だが俺様には6号艇を回さない

という配慮だありがたい。

いよいよレースが始まる

モーターは俺様的評価32%と

力不足は否めないがやるしかない

1Rで新栄光が超抜機の力でトップスタート

を決めそのままマクリ敢行で初1着を取り

生意気にも俺様にプレッシャーを与えてきたのだ

このモーターでは1着は展開頼みだが連絡みは

みせないとまずい。

ピット離れ俺様はミスはしていないが流石B2共と

違いうまく決めてきて5コースとなってしまった。

 

大時計の針が動いた

勘どうり艇を起こしたがモーターの力が

足りなくスタート遅れてしまう

仕方なく1周1マークは最内を狙う。

展開が味方し皆競り合っており

まだ差はなく1着すら狙える位置

1周2マーク最内なのでマイシロが

なかったので先マイを選択。

少し流れてしまい4着の位置だったが

まだ競り合っているのでチャンスと

判断し外に艇を向け空いた所に差す構え

2周1マーク空いた所に上手く差しが入り

2着位置についたと思ったが1着を走る

2号艇の引き波にはまり競り合いを抜け出せず

2周2マーク内2艇の間を差すことを選択。

きれいに決まりついに2着6号艇との

一騎打ち3周1マーク内を占める俺様は

先マイを狙うが6号艇もさせるかと

艇を絞ってくるが俺様は強引にも

先マイを狙うが接触してしまい

外に流れ3着。

3周2マーク逆転を狙い差しを入れるが

届かず3着でゴールイン。

 

 

湧成譲

二日目今日は6Rの5号艇

で4着以上で優勝戦へ進める

新栄光が同じ5コースで今日は

マクリ差しを決め連続1着とこのまま

いけば優勝戦1号艇となりG3初優勝を完全優勝で迎えると

いう俺様の上を行ってしまうので阻止するためには

このレ-ス4着以上を取り優勝戦で対決を制す

しかない。

このレースは湧成譲先輩と一緒で初対決だ

湧成譲は1号艇なので昨日湧成譲にワンツーを決めましょうと

話をした湧成譲先輩は今節ワースト機を引いてしまい

初日5着で今日2着以上が条件だ先ほど足合わせをしたらなんと

昨日よりも上積みした俺様的評価56%のモーターよりも

力があった流石湧成譲先輩だ新栄光の栄光を遮る要因を一つでも

増やすためにも湧成譲先輩にはこのレース是非逃げてもらいたい。

いよいよレースが始まる。

ピット離れ抜け出すことができず艇番どうり

の5コース進入。

大時計の針が動いた

練習どうり艇を起こしたがまだモーターの力が

足りなくスタート遅れてしまう

昨日のように最内を行こうとするが

流れてしまい6着の最下位の位置。

湧成譲先輩は流石先頭にいたので

大丈夫そうだが、このままでは俺様が

優出できない。

1周2マーク少しでも追いつこうと最内を差し

内側に着く。まだ中間が競り合っていたため

2周1マークを3番目に旋回でき3着争いに

加わることができた。

2周2マーク内にいる3,6号艇より先に旋回姿勢をとり

マクリ敢行。

これが見事に決まり3着争いを制する。

前を見ると湧成譲先輩は1着を決める位置におり

2着とも差があるので俺様は3着を守るため残りを

安全に旋回しそのまま3着でゴールイン。

レース終了後新栄光がやってきて

「やったな明日は頑張ろうぜ!!」

と言ってきた。

「ああただ明日俺は三重支部でのワンツーで

俺が優勝をしてみせるぜ」

と三重支部の絆のアピールをした。

 

対決新栄光

優勝当日俺様は5号艇、新栄光は1号艇

湧成譲先輩は6号艇だ、当然G3初出場初優勝完全優勝

がかかる新栄光の注目が集まる5号艇の俺様は無印で

一番人気がない。それは当然だモーターを全く底上げできず

昨日同様の56%だ正直冷静にみて今節勝てる要素がない

スタートも全く決まっておらず機力も優勝戦メンバーでは

明らかに一番劣っているので俺様は優勝を諦めている

しかし新栄光にだけには優勝させたくないので

湧成譲先輩に期待するしかない俺様のできる限りの

援護を湧成譲先輩に捧げ新栄光の優勝だけは阻止して

みせると俺様は闘志を燃やした。

いよいよレースが始まる。

援護作戦第一ピット離れをミスし

湧成譲先輩にコースを献上これが上手くいき

湧成譲先輩は4コース進入になった。

練習どうり艇を起こしたがやはりスタート遅れてしまう

昨日のように最内を行こうと選択他艇をみると

 

湧成譲先輩が内に残ろうとしていたので

湧成譲先輩の外の艇に思いっきり当てにいき2,4号艇を外に

弾くことに成功し1号艇新栄光に迫る好旋回となるが

機力差が明らかでどんどん離されていき予想どうり

現状では勝負にならない。

1周2マーク新栄光は差すしかないので強引に先マイし

内で減速させできる限りの新栄光の進路を塞ぐ。

しかし流石今節最強の機力は止めることができず

まだ1着だが、外を行くノーダメージの

湧成譲先輩は差を詰めた。

しかしまだ湧成譲先輩が1着を取るのが

難しいと判断した俺様は2周1マーク

湧成譲先輩を突っつき前に押し出す

援護旋回を成功させる。

この旋回で俺様は完全にレースは終了し

湧成譲先輩に後は期待する。

俺様の期待どうり湧成譲先輩は

2周2マーク先マイをしついに

1着の位置にまだ新栄光との争いは続くが

俺様ができることはなにもないので

前を見ながら湧成譲先輩を応援する

3周1マーク湧成譲先輩は差しもツケマイもどちらも

選択できる位置ただ位置的には差しを選ぶと

俺様は思った、新栄光もそう思ったのだろう

差しに備える姿勢をみせていた、しかし

湧成譲先輩はツケマイを敢行しそれが

見事に決まり1着で優位につけさらに

4号艇も呼び込み新栄光を挟みこみ

新栄光は絶望的な位置になったのを

みて俺様は

「よっしゃー!!ありがとう湧成!!!」

とレース中に声をだして喜んだ。

3周2マーク4号艇を先マイさせ新栄光の頭を押さえ

ながら引き波にはめて差しそのまま1着でゴールイン。

観ることに夢中だった俺様は力のない旋回を繰り返し

6着でゴールイン。

しかし小さくガッツポーズをした。

優勝セレモリーが終わり改めて

湧成譲先輩に

「湧成さんおめでとうございます!

素晴らしいレースでした。」

と心から称えた俺様が他人を応援するなど

もう二度とないだろうと思うが今回は

湧成譲先輩には感謝した

しかしこんな勝つ自信のない屈辱な節を今後迎えないように

己を高めることをより一層強く意識した節だった。

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