空想競艇小説物語第3話「対決!!穴井万舟斎!!!」

   

こんにちは白徹です。

今回知人から過去にアップしたマクル6の動画を

元にした話を書きたいという話があり、序盤の書いた話を

読まさせてもらいました。

荒い表現がありますが私個人的には面白かったので

折角ですので記事にして掲載しようと思い投稿させて

いただきました。

知人は序盤の話でのアンケートで少しでも評価してもらったら

続きを書くそうなので、私は是非続きを見たいので私同様見たい方は

文章末のアンケート

に評価5をお願いします。

この物語は完全フィクションです。

素人ですので誤字脱字表現の粗さ等あると

思いますがご了承ください。

三重支部の先輩方

穴井万舟斎との師匠への
条件確認の前日に外面をよくすることを
心がけている
俺様は穴井万舟斎に弟子入りについて
三重支部の先輩方にも挨拶に行った。
三重支部は現在A1の先輩方が引退していて
永遠のB2級下村誠は
「選択は自由だ俺は応援するけどでもな
皆と違う生き方はつらいぞ、覚悟していけよ」
と立場あるものだったなら多少は刺さる
言葉をかけてきた。
しかし凡人と違うのがスーパースターの俺様だ
と相変わらず評価を下げたが、俺様は感謝の顔を
作り印象良く振る舞った。

B1で上位クラスの性は「上条」名は「俊彦」
なんでもかんでも軽いこの男は
「流石将来の俺らの三重支部のスーパースター
目立つことはどんどんやっちえよ」
とお前なんかどうでもいいよという
気持ちが伝わってくるわかりやすい言葉で
簡単にすんでよかった。

B1にして現三重支部最強の性は「湧成」名は「譲」
「三重支部は今選手が少なくてもめることはないと
思うけど山口支部での選手間では何か問題がおきるかも
しれないから人付き合いは慎重にね、僕なんかでは問題
解決の力にはなれないかもしれないけど何かあったら
相談して」
言うことはいいのだが言葉に力がない。
湧成譲は俺様が評価しているほどB1とは思えない
旋回技術と整備力をもっている。
しかし湧成譲は精神が弱すぎて置きに行く旋回
ばかりしていて勿体ない選手だ。
おそらくだが三重支部にいい先輩がいて湧成譲に
自信を植え付けることができたら湧成譲は飛躍すると
思う。
まあ俺様にはどうでもいいわざわざ

ライバルを増やすことに
なるので湧成譲にはいつも何も言わないようにしている。

今の三重支部は何にも力がないこの3人しかいない
ペラ等の情報がもらえずペラの面では不利になって
しまうが自由に動けるとみて
俺様は三重支部を選んだ判断は間違って
いなかった。
今節に向けての新ペラの作成も間に合った準備は
整った。

新ペラの力

前検日モータ抽選会俺様はレバーを回した。
「たった一つしかない「ワースト機」を引き当てた。
ただワースト機はどこを整備しても
上積みしやすく化ける可能性があり悪くなく
これで勝てたらより目立つことができる。
宿舎に戻り新聞をみると「今年デビュー
愛知期待のルーキ新栄光水神祭」
と小さい記事で書いてあった。
仮にも俺様よりも学校時代上を取った
新栄光に水神祭も先を越されてしまうとは
このままでは新栄光の方が目立ってしまう
今節は何が何んでも勝たなければいけない

次の日今日は5Rの2号艇整備を行い俺様的評価
これまでの最高72%ワースト機を仕上げる。
客は目が肥えており新ペラとモーターの

仕上がりを見抜いており
未勝利の俺様が1番人気という状況、

条件では負ける要素はない。
水神祭は次にお膳立てしてくれた

師匠となる穴井万舟斎との対決を
制して飾りたかったが、客の期待を

裏切るわけにはいかないここは
勝利を飾り次の穴井万舟斎との

対決に万が一負けてしまった場合のプラン
優勝戦へのリベンジ初優勝水神祭

を飾るためにもここで勝ち優勝戦へ進む
ことを確定させておくことも悪くない。

いよいよレースの開始ピット離れで

少し遅れてしまい3コース進入スタートは
同体で決まるが、1周1マーク新ペラの力で

予想以上に前に出てしまい3号艇に
接触し大きく外に流れる新ペラの想像以上の

回り足で回りすぎてしまい3号艇
に激突してしまう1周1マーク立ち上がり

後大きく後退した6着。
前節までならここで絶望していただろう

しかし新ペラと72%のモーター
直線で差を詰め1周2マークただ旋回を

しただけで3着にも迫る。
1周2マーク立ち上がり後俺様の機力を

恐れ3,5,6号艇の3艇が俺様を挟みにきた。
このままでは潰されると判断し外に逃げる。
3艇は無理に俺様に寄せてきたので

マイシロがなく外に流れると
判断し2周1マーク冷静に差す。
まだ新ペラの回り足に対応できておらず

接触してしまいもたついてしまったが
2周1マーク立ち上がり後3着浮上。

内を走り直線で差を詰めるが内にいたため

2周2マークは先マイを狙うしかなく
1着を走る4号艇には届かず2着を

走る1号艇にも上手く差されてしまい
3着のまま今度は外から3周1マーク

4号艇と1号艇の間を差して1号艇に迫り
2着浮上を狙うが1号艇に接触し浮上ならず3着のまま。
3周2マーク艇を内に走らせダンプし

逆転を狙うが届かず順位を上げれず
そのまま3着ゴールイン。
ゴールイン後観客席から「やっぱ下手くそやー足の良さに騙されたは」
「何無駄に追い上げとるねん、1着じゃないならしっかりと連絡みから
外れんかい」等のありがたいご指導を頂いた。

負けはしたが、今節の相棒モーターの力と新ペラの

力の手ごたえを感じた
明日こそは穴井万舟斎に勝ち1着を取り最高の

形での水神祭を飾り俺様の栄光
の物語を本格的に始めてみせると決意を固める。

VS穴井万舟斎

二日目流石重鎮穴井万舟斎見事俺様と対決番組を組んでくれた
予想どうりの力を持っていて安心した。
俺様が穴井万舟斎を師匠に選んだ

理由は昔のレース評価、SGを取っていて
重鎮で俺様が最初の頃に勝てそうな

男だここまでは見立てどうりだ後は俺様が
勝つだけだ。
穴井万舟斎も粋なことをする過去の

レースと同じく俺様を5号艇にするとは
これで今日マクリ差しで勝利すれば、穴井万舟斎は俺様に惚れるだろう
そして優勝戦でのインタビューで

穴井万舟斎への弟子入りを宣言すれば
中国ボートのファンも取り込め、

中国ボートでの番組も良いものとなり
俺様の仕事もしやすくなるだろう

そのためにも何としてもこのレースは
大事だ。

整備上積みはできず72%昨日のレースで

失望したのか今日のレースは
人気はなかった一番人気を背負ったのは

俺様の師匠になる3号艇
赤い勝負服穴井万舟斎だった。

ピット待機中今回はミスが許されないので
流石の強心臓の俺様も心臓の音が聞こえるぐらい
緊張しているのを自覚していた。

ピット離れはミスすることなくでき

5コースを取り
3号艇穴井万舟斎はさらに内

を取り2コースを奪取し観客は
声援を送っていた。
緊張を消すためマクリ差しを決め勝つ自分を描き
自己マインドコントロールで落ち着かせる。

いよいよ大時計の針が動いた

俺様は針が目印の場所を通過したときに
艇を起こした。少し置きに

いってしまったがスタートは俺様も
含め誰も遅れることはなかった。
抜け出せることがなく少し焦ったが、隣の4号艇よりも
先マイを行い。内枠の1,2,3号艇の

位置を確認し空いた所に入るように
ハンドルを入れる俺様の5号艇は

見事に空いたところに入る。
「よっしゃーこれはいったー」
まだ他艇の場所を確認していないが
思わず声がでた。
1周1マーク立ち上がり後直ぐに横を向く
完全には抜け出せていないが2,3号艇がやりあっており
隊形は完全に俺様の水神祭を祝う隊形だ。

1周2マークただ旋回をすれば

勝利するわかりやすい場面
慎重に旋回を行う慎重すぎて少し流れてしまった
問題ないと思ったが1周2マークを立ち上がるころ
大歓声が起こる。
最初は俺様の初勝利を祝って

かと中国ボートの客も
いい所があるなと思ったが大声援で「穴井」と聞こえ
俺様はすぐに内を確認すると
3号艇赤い勝負服穴井万舟斎が

渾身の差しで俺様の直ぐ横に艇を
伸ばし届いていた。
このままでは2周1マーク外に追い出される

と判断し3号艇に寄せた
穴井万舟斎はこちらを向いた

俺様も穴井万舟斎の顔を見たら
俺様を品定めするように鋭い眼光

でこちらをずっと見ていた。

2周1マーク完全に艇を入れられて

終わったと思ったが最内にいた
2号艇がマイシロがないため3号艇寄

せてきたこれにより3号艇が
減速しそのチャンスを逃さず強引に先マイを敢行。
これが決まり2,3号艇がやりあったため完全に抜け出す。
2周2マーク後ろの隊形を確認するが

完全に抜け出していることを再確認。
「よし!よし!勝ったー!!!」
声がでた。
やっぱり俺様はスーパースター

これかも誰も阻むことができない輝かしいレーサー人生を
歩んでいくと確信した。

3周1,2マーク問題なく旋回を成功させ

初めて誰も前にいないこれからは日常としてみせる
瞬間1着でのゴールインを決め俺様が左で拳を握り勝利を実感した。

いよいよ水神祭三重支部はいなかったが東海ボートで
お世話になった愛知支部の先輩方が

俺様を盛大に投げてくれた。
五月の終わりごろとはいえ水は

冷たがったが、今日の緊張した
レースを勝てて水神祭を飾れたのは
とても嬉しかった。

水神祭後お風呂に入りあがったとき

穴井万舟斎に偶然出会い俺様は勝利者として
「穴井さんすいませんでした」と勝利者が敗者にかける言葉を放った。
穴井万舟斎は「良かったの第一段階は達成できて、後は優勝できたら
弟子にするのを認めてやるわいまあ頑張れや」
「はいありがとうございます。
明日楽しみに見ていてください」と穴井万舟斎のご機嫌を取る。

勝者は?

今日は優勝戦相棒モーターの力を少しでも引き出そうと
整備に時間を注ぎ俺様的評価80%まで仕上げる。

優勝戦前レース師匠穴井万舟斎(仮)の3号艇となり
赤い勝負服を身にまといレースに挑む。
今回のメンバーはまだ誰も優勝したことが
ないメンバーというチャンスレースだ、流石一般戦とはいえ
優勝戦予選とは違った空気だ昨日とは違った緊張だが
そんなことに屈するわけにはいかないここで優勝できれば
俺様の輝かしい未来は丸見えだ、昨日同様
自己マインドコントロールで気分を整える。
いよいよレースが始まったピット離れ遅れはしなかったが
優勝未経験者達の5号艇ががっついてきたが俺様は無理をせず快く
コースを譲り4コースとなった。

大時計の針が動き出し勘どうりに

スタートしたつもりでしたが
遅れてしまい一番遅いスタートになってしまった。

それをみて優勝未経験者達は艇を寄せてきた。
俺様は抵抗できないと思いまマクリの

場合の展開を突くことを考え
前を塞がられないように外に艇を動かした。
マクリ隊形にもならず優勝は閉ざされたと

思ったが1周1マークそれぞれが
ミスを俺様も艇をあてられたが、

上手いこと艇を操作して最内に艇を入れた。
この判断が功を制し1周1マーク立ち上がり

後2着の位置で1着を走る
2号艇は外に流れており差はほとんどない

優勝が見える位置。
2号艇は艇を寄せ俺様を潰そうと迫るが

俺様の方が内に入り
そのまま1周2マーク先マイをする。

2号艇が差すが届かず俺様が1着に浮上する。
さきほどの初勝利のように恰好の

いい形ではないが、今トップを
走っていることに前レース以上に緊張してきた。
2号艇が外から迫ってきているが、

内から1号艇がおり差しはまともには
決まらないと冷静に状況を判断させた

俺様は2周1マークは小細工はいらない
普通の旋回。

読みどうり1.2号艇がやりあい

2周1マーク立ち上がり後は俺様の1着隊形が
決まったことを自他共に認めたようで他艇は2着争いに切り替える。
後の旋回はウイニングラン

そのウイニングランの中俺様は
1周1マークは恰好が悪かったが

結局は勝ってしまう俺様持ってるなを
かみしめていた。
3周2マークを無事に曲がりいよいよゴールラインを切り
勝利者特権の握った拳を挙げて優勝者は俺様だーをアピールした。

俺様がピットに帰ると初勝利同様愛知支部の

方々が祝福してくれた
外面よく俺様はちゃんと丁寧にお礼をいい遠くで見ていた
穴井万舟斎にも会釈を送った。

優勝者インタービュー、インタビューアーがお決まりの
「優勝おめでとうございます」
俺様もお決まりの
「ありがとうございます」
次はこのレース内容では少し悩んだろうという質問
「勝因はどこですか」
俺様は少し悩んだ演技をしたあと考えていた
「最初スタート遅れてしまったときはもう駄目だと思ったのですが
他艇の動きを見てもつれると思ったので

一番のベストポジションになるだろうと
思った最内を狙いハンドルを入れたことです。」

その後のなんどかやり取りの後
「しかし今節始まる前初勝利もしていない
下手くそな自分が今節初勝利、初優勝できたのは
自分の師匠穴井万舟斎さんのおかげです。」
俺様の発表に観客はええ~というようなリアクション。
「自分のような他支部の男を穴井万舟斎師匠は快く迎え入れて
くれてご指導ご鞭撻してくれました。
しかし自分は他支部ですので、

結果が出せなかったら自分がレースを
しづらくなると
結果を出すまでは穴井万舟斎師匠との

関係は秘密にしていたのですが
穴井万舟斎師匠自分勝ちましたよ、この結果は穴井万舟斎師匠のおかげです。
ありがとうございます」と話をし事前に優勝したらの打ち合わせどうり
穴井万舟斎が姿を現した。
穴井万舟斎の登場に地元のファンは大声援を送り俺様との関係を明かし
他の選手やファンに対して俺様をよろしくという内容の話をして
俺様と穴井万舟斎はがっちりと握手の後抱き合い盛り上げ
皆から祝福の拍手を浴びて会場を後にした。

解散後穴井万舟斎を筆頭に山口支部皆に祝勝会をしてもらい
俺様の狙いどうり中国ボートのファンと山口支部の力を得ることが
今節は最高の結果となり下村誠とは違い

師匠穴井万舟斎は高い酒と料理を振る舞って
くれ、俺様は帰路についた。

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